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ハサミ男   殊能 将之

講談社   
2000.06.20  第11刷発行
P364
図書館借
2009.09月読み
美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。三番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作。(Amazonより)
長い、しかも2段!「読むの止めようかな・・・」と戸惑った。これも最初から「どんでん返し」と言うのを知っていたのですが、最最後ら編で「ハサミ男」の正体が解って「「え、・・・え??」と思いました。でも、これが何も知らずに読んでいたら、もっと衝撃的だったろうな・・・。
読んで、2時間ワイドショーのように、「犯人はこいつだ!(テレビでは犯人は顔を見たら解る)」と私には、犯人が解った。それは「偽ハサミ男」の方ではあるが・・・。
医師は最初の段階で、「ああ、アレだな」と思ったら、そうだった。医師が30代の若い精神科医のように思えたが、実際は60歳だとか。でも、この精神科医は好みである。「ハサミ男」も結構好きです。
もう1回読んだら解ると思うのだが、・・・時間があったら、読もう?

ネタバレ反転
本物のハサミ男が逮捕されなくて、良かった〜