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眠れぬ真珠 石田衣良
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新潮社 |
2006年04月30日 P285 |
2010.09月図書館借り |
45歳の女性版画家と17歳年下の青年。大人の女を、少女のように無防備にする、運命の恋。(Amazon より) |
作者は「女性?」と思っちゃいました。
お奨め恋愛小説でお奨めされていたので、読みました。
手に仕事を持つ女性はとても美しいと思います。普通の主婦よりも。
とても、綺麗で、切なくて、エロイ?
愛人の卓治は、仕事は出来るが、女にだらしない?? の騒動で、何故その矛先が主人公の咲世子にいくのかが、「??」だったが、まあ、誰かにこの思いをぶつけたかったのだろうが、・・・怖い!! ストーカーです!!しかも、かなり強烈な!! ここまで行くと、すごい!! ジェイソンみたい!! 咲世子も「病院に行った方がいい」とさえ言わさられるほど。
咲世子に想いを寄せる、17歳年下の映像作家の素樹。
いつか、別れが来ると、悲しく、切なく思う咲世子の取った選択とは?
「ラストどうなるの!?」
とドキドキしながら、読みました。
ネタバレ??
↓
最後が気になって気になりすぎたのか、
最後が、聊か拍子抜け・・・かな?
ノアと咲世子は対立するのか!?
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東京DOLL 石田衣良
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講談社 |
第一刷発行 2005年07月28日 P220 |
2010.09月図書館借り |
マスター・オブ・ザ・ゲーム=MGと呼ばれる天才ゲームクリエイター。背中に濃紺の翼をもつ少女ヨリが彼の孤独を変えてゆく―。青く透明なビルと虚ろさが混在する東京湾岸―石田衣良がハードにシャープに描くパーフェクトな人形に恋をした男の物語。
(Amazon より) |
辛口です。
ファンは読まないで下さい。
前読んだ、「眠れぬ真珠」が良かったので、こんどはこれを読みました。
読んでも読まなくても良かったかも・・・
今回は主人公が男だったからだろか、「男の人の小説だな」と思いました。
まず、最初に「GM」と主人公は自分をこう呼ばせています。これがなんかすご〜〜〜く違和感がありました。
ゲーム・オブ・マスター という意味らしいのですが、
「すげ〜〜〜〜〜嫌なやつ・・・」的。
でも、いい人なんですよね。
でも、これ普通の日本名の名前だったら良かったのに、変にこんな名前で進行したのが、この話の悪い点??
で、東京の夜の街を撮影していきますが、
東京って、眠らない街じゃなかったけっけ?
繁華街から離れた街なら、解るけど、あの東京で、誰もいなくなる・・・と言うのが超不思議!!
絶対に撮影に邪魔なくらいの人はいると思う!! それが、まるで廃墟のような描写である。
で、そこで裸になり、セックスする。
おいおい? 誰か居てるって!! 浮浪者や若者が。
「見てみて」って感じですか?? いや本文では誰もいないらしいけど・・・
そして、ヒロインのヨリの予知能力、
生かしきれてない・・・というか、普通だった。
もっと、こねるのかな??と期待したが、全然。
ヨリの忠告を気にするも、仲間の意見に従い、ヨリが正しかった・・・的なら面白かったのでは??
まあ、予知夢通りの展開といえば展開なのだが・・・
ただ、あの時のヨリは「イタコ」状態でした。
廣永ももっと割り込んでくるのか? と思ったら・・・だし・・・
最後どうなる!? 的なのに、「眠れぬ真珠」といい、期待しすぎなのか? 拍子抜けの終わり方である。
だた、この方はやたらと、カタカナ言葉を使う。
世間を知らなさ過ぎの私には、ちとついていけない。
これが、トレンディというのか?
私は石田さんとは会話できないわ。
って、そんな事、一生ないけどね。
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