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川の深さは 
  
福井晴敏 講談社
P329   2000.8 図書館借 (2009年8月読み)
しがないビルの警備員をしている元警察官の中年の男はある日、そのそのビルに逃げてきた二人の若い男女を匿う。その二人には重大な秘密を抱えていた。
男は、二人を助けた為に、国に関わる大事件へと巻き込まれる。
読んだ感想は、「少女漫画みたい!」でした。
この本を読む切っ掛けは、同じ作者の「ターンAガンダム」を読もうとしたのですが、余りものページ数の多さに読むの断念!(しかも2段に書かれていた!!)
ですが、この人の文章に引かれたので、「こっちなら読めるかな?」で手を取りました。
とても読みやすかったです。ハードアクション漫画を読んでいるみたいでした。
福井氏の処女作だそうです。
Twelve Y.O 
  
福井 晴敏 講談社
P335   1998.9 図書館借 (2009年9月読み)
自衛官の男は自衛官勧誘の仕事をしていた。ある日自衛官を勧誘していた時に、昔自分の命を助けてくれた男とその娘と偶然にも再会を果たす。
それが切っ掛けで、日米を揺るがすある大事件へと巻き込まれていく。
江戸川乱歩賞を受賞した作品です。
この本を読んで思ったこと。「題名のつけ方が上手い!!」でした。
何故 【Twelve Y.O】なのかは、読んだお楽しみ?と私は思います。
これも、ハードアクションの少女漫画的小説を感じました。
6ステイン 福井 晴敏 講談社
P413  2004.11 図書館借 (2009年10月読)
6つの短編集です。全て、架空の組織【市ケ谷】のエージェントのお話です。   
 ・いまできる最善のこと 子供は無邪気でいい
 ・畳算 愛する人を待ちつづけるのは・・・
 ・サクラ サクラはいい女
 ・媽媽(マーマー) この本の中で2番目に好き。そんなに母親って大事?
 ・断ち切る おじいちゃん!!頑張る!!上の媽媽の続編
 ・920を待ちながら   この本の中で一番好き、 Twelve.Y・Oの登場人物が出てきます。
それぞれに面白いですが、私は【920を待ちながら】が好きかな?